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『思い出の壁の穴』を残したリフォーム
神奈川県横須賀市・M様邸
廊下の壁に手すりを取り付けすることになり、同時に壁紙の張替が必要でしたが、幼い日の子供たちがあけた壁の穴は残したいと奥様からご要望がありました。
ご要望を叶えるために、奥様のお好きなオレンジをテーマカラーとして壁全体をデザインさせていただきました。
故人となられた息子様とお嫁にいかれたお嬢さんがふざけていて開いた壁の穴・・・くりぬいてフレームで囲いました。
部分的なところは、わたしたちスタッフでデコレーションしました。
オランダのビンテージ壁紙を使用してつくられている「INKE」のウォールステッカーから、お客様のお宅に合ったものをセレクトしました。
配置を考えながら、チームスタッフみんなで協力しあっての作成です。
カラフルな葉ぶりの枝が、空間をよりダイナミックな印象にしてくれます。
奥様がお好きな淡いピンクのホーローキッチンを入れました
Before
扉の丁番がずれて開閉しにくくなっていたキッチン
キッチンに付いていた2段目のカウンターを出窓の上に取り付けて飾り棚にしました
居間とLDKの間にどーんと納まっていた食器棚を配置して収納をつくりかえました
Before
背面にも収納がぎっしり置かれ、大切な食器棚が置けません
出窓にはミラーレース(外から室内が見えにくいレース)と、木目柄のアルミブラインドをダブル付けし、光を取り入れやすくしました
4枚の引き違い戸に変え、2台目のストック用冷蔵庫を配置しても通路が確保できました
Before
間仕切り折れ戸は使いにくく、家具・家電が手前に鎮座し、行き来ができない状態です
愛犬のためにLDKには防滑性があり防汚機能つきのペット用フローリングをはりました
物件概要
建築構造 |
木造在来工法 |
建築年数 |
27年 |
金額 |
660万円 |
リフォーム内容 |
LDK・玄関・廊下・洗面室 |
お客様のご要望
キッチン・洗面化粧台を入替えしたい。
幼少時にお子さん(ご兄妹)がふざけてつけた壁の穴を思い出に残したい。
Before
LDKと居間の間が通りぬけできない状態になっていました
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After
LDKと居間の間仕切りドアも交換し、家具配置もご提案しました
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プランナーからのコメント
お家には、そこに住まわれているお客様の『思い出』と『歴史』がたくさんつまっています。
家のメンテナンスは必ず必要ですし、時代に添って間取りや設備、内装の機能性をアップさせ、暮らしやすい家に美しく生まれ変わらせる『リフォーム』もお家にとっては大変必要なことです。
ご家族が大切にされている住まいの中の『思い出』を残しつつ、お家を生まれ変わらせる『リフォーム』をしてみました。
お引渡し後、奥様に「・・・素敵!壁の穴、残してよかった。」
ご主人様に「すごいね~、こんなことができるんだね~。」と喜んでいただけたことがうれしくて
「やっぱりリフォームはやめられない!」と思ったスタッフ一同でありました。
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