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車椅子生活へのバリアフリーリフォーム
もともとあった物置を撤去し一部を廊下にしたことにより、2畳分の回転スペースができ、安心して車椅子でも通ることができるようになりました。
Before
廊下が図面の写真のようにクランクしており、車椅子での回転スペースがなく、この奥にある洗面脱衣所・LDKに行くことが困難でした。
物置きを撤去したことから、回転スペースができ安心して向きを変えることができます。
Before
このスペースでは車椅子で通ることができません。
もともと客間だったお部屋を奥様のお部屋に改装しました。車椅子でも開閉が容易な引戸(アウトセット)に交換いたしました。
本当は床を下げてフラットにしたかったのですが、UBとのレベルがフラットでしたので、こちらの部材で対応いたしました。
Before
脱衣所の床が廊下より約4cm高くなっていました。これでは危険です。
便器の向きを90度変え、車椅子からの乗り降りスペースも十分に確保すると共に、効率よくいたしました。
Before
開き扉を開けて、真正面に便器が設置されていました。車椅子から降りて180度体の向きを変えるのはとても負担がかかってしまいます。
トイレの扉もひと工夫しました。開口をできるだけ広くとり、トイレ側からも廊下側からも取手を押せば簡単に開けることのできる扉を採用しました。床も以前は10cm程の段差があったのですが、もちろんフラットにし、床材にはトイレにも対応しているフローリングにしました。
物件概要
建築構造 |
木造2階建て |
建築年数 |
14年 |
金額 |
210万円 |
リフォーム内容 |
柱撤去し廊下の拡張・トイレ改修・段差解消・扉交換 |
お客様のご要望
入院されている奥様が退院されるとのことで、車椅子でも快適にすごせるように改装したいとのお話でした。
安全かつ安心して、また介護される旦那様の負担も軽減できるようなリフォームを提案させていただきました。
プランナーからのコメント
このようなバリアフリーのリフォームは第一に『安全』であること、またちょっとの段差でも車椅子には負担がかかってしまいますので、『ストレスなく生活できること』を優先し、プランニングいたします。
プランニングの段階より、奥様のご家族・リハビリの専門医・ケアマネージャーさんと打ち合わせをさせていただき、手摺の位置や便器の向き等決めていきました。
私一人だけではなく、ご家族はじめ、奥様を思いやる方々のご協力のもと、大変気にっていただけたリフォームになったのではないかと思います。
中でもトイレの扉は奥様も旦那様も使いやすいとのお話をいただきとても嬉しく思います。
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